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  エニーはお互いがお互いの
「遠い存在」であり、
  想像力の幅を広げる存在

エニー3期生
Miyazawa Yuki

一橋大学商学部に在籍する3年生の宮澤優輝さんに、将来のグローバルリーダーに必要な自己認識とビジョンの解像度を高める「any」のプログラムをとおして得た学びと成長について聞きました。

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小川 海奎 / Ogawa Kai

一橋大学大学院法学研究科

地元の公立中学を卒業後、英検5級と4級に落ちる英語力でカナダはバンクーバーの現地校に通い、案の定9ヵ月で中退(に追い込まれました)。帰国後は東京藝術大学を目指し5浪するも、あまりの才能のなさに不合格となり、慶應義塾大学文学部に進学しました。その後3年次に飛び級で一橋法科大学院に合格したので、慶應を中退し、未だに中卒です。

エニー に参加した目的を教えてください

ー 自分自身も、社会の未来に投資できる勇気と寛大さを、どうしたら育めるかを考え始めるきっかけに

エニーに参加した目的は、自分軸を明確化するためです。

私は元々美術大学を目指していたため、総合大学に入学後は法的なアプローチからアートに携わりたいと思い、法曹志望になったのですが、本当にそのキャリアでなければいけないのか、他の選択肢も吟味することで視野狭窄になってないか確かめるために参加しました。傍から見れば、挫折してもなおアートと関わりたいという私にストーリー性や一貫性を感じる方がいる一方で、「アートの才能なんて微塵もないんだからサンクコストになってるだけでしょ」という厳しいご意見をお寄せしたくなる方もいるだろうと思います。実際私自身も両者の意見(というかほぼ自分の考え)に揺さぶられることがよくありました。もし私がアートを好きなら誰も何も言わないと思います。つまり、後者の意見は端から存在せず、「好きなら良かったね」という話です。しかし自分自身にとってアートが好きではないことは感覚的に明白でした。となると、やはり漫然とアートと関わろうとしているのでないかという気もしてくるのです。

そのような時にエニーのプログラムの目的の一つである「自分軸の明確化」に興味を持ち、アートに対するスタンスに決着をつけたいと思い、今回参加させていただきました。

自分軸やビジョンについて教えてください

ー 今までは自己のストーリーを語ることができなかった

私の自分軸はもちろん「アート」!!

ではなく、人生が「面白い」かどうかです。アートは自分の中でどのように位置付けられているかというと、好きでも嫌いでもないけど、関心があるので携わってみたいという気持ちが残っているもので、今となってはスタンスとして白黒つけるものではないもの、と思っています。

【自分軸について】

自分の人生を振り返ってみると、決断の決め手は主観的に「面白い」かどうかが常にあったように思います。中学三年生の時に三者面談で担任の先生から「偏差値30台の高校に進学することはできません」と言われた僕と母は、当然としてその事実を受け止めつつも、次の一手として高校留学を考え、全く英語ができなかったにも関わらず「面白そう」だったので行くことにしました。帰国後はたまたま高認に合格したので、勉強が「面白い」と錯覚し、大学受験を視野にいれることにしました。とはいえ、マーク模試で偏差値が11だったことに加え、「面白い」が軸にある以上、面白いと感じた時にしか勉強ができなかったので浪人を重ね、5浪しました。大学入学後は、今はなき東急本店の七階でArt Lawに関する書籍を偶然にも見つけ、「面白そう」だったので弁護士になろうと思いました。このように私の自分軸は「面白い」かどうかです。

【ビジョンについて】

将来のビジョンは「平和」です。私は人と話すのが好きなので、大学2年次から医療系のコンサルで専属のファシリテーターをしており、その経験から多くのステークホルダー間の利害調整に関心を抱くようになりました。3年次からはIT企業の渉外部でインターンも始め、主にルールメイキングのためのリサーチや主務官庁や自治体等、様々なステークホルダーとの渉外業務に携わる中で、パブリックアフェアーズという分野の重要性を実感しました。PAJapanによると、パブリックアフェアーズとは「企業など民間団体が政府や世論に対して行う、社会の機運醸成やルール形成のための働きかけ」を指し、従来の閉鎖的なロビイングとは異なる新しいロビイングの在り方です。この分野においては、定義にも記載されている「企業」や「政府」、「世論」のそれぞれの意見を取り入れながら、全体の最適解を導き出すことが求められます。このような視点は、弁護士志望の私にとってはあまりにも新鮮で平和とも言えるものでした。なぜなら原則として弁護士にしか訴訟の代理人になることはできないので、過去の判例をベースに法廷での争いをするイメージが先行しており、法政策的な視点が抜け落ちていたからだと思います。もちろん、新たなルールができたからといいって、全員が「平和」になるわけではない場合もあれば、訴訟が「平和」に寄与することもままあると思いますが、相対的にパブリックアフェアーズが「平和」で、そして何よりも「面白い」と思うので私のビジョンは「平和」です。

「SEARCH MYSELF」を修了後、どのようなときにメンターワークアウトを活用していますか?

ー プログラムと仲間、支援者の存在が、新たな思考回路を生み出し生まれた価値基準

私は何か考え事が思いついた際にその問題点を整理したい時に活用しています。例えば法律以外の分野に興味が湧いた時にメンターの方に自分が考えていることをとにかくたくさん伝えて、一緒に整理し、なぜそのように考えるように至ったのか、なぜそれに価値があるのかを話し合ったりします。

メンターワークアウトを使って良かったと思う点やエピソードがあれば教えてください

ー 本当の意味で「多様性」が実現される場所を、少しずつでも作っていきたい

メンターの方々は利害関係のない、いい意味で「他人」であり、客観的な視座から向き合っていただけるので、俯瞰的に自分の状況を捉えることができる点が挙げられると思います。例えば人は自分の考え方が変わってもそれに気付かないことが多々あると思うのですが、定期的にメンターワークアウトを受けることで、自分の考え方の変化を客観的に捉えることができます。

また、幅広い話題に対応していただけるのがメンターワークアウトの魅力だと思います。

メンターの方はメンターワークアウトのプロであって、キャリアカウンセラーでもなければ、公認心理師の役割を果たしているわけでもなく、具体的なアドバイスを与えてくれる存在ではないと私は思っています。しかし、だからこそ自分の思考の癖や繰り返し使っている単語、性格、キャリア等、多角的な視点から考えるキッカケを頂いた際に自分自身で腑に落ちることが非常に多いです。例えばロースクールに行くという選択肢、つまり時間をかけてまで司法試験の勉強をする価値が今の自分に本当にあるのか、そんなことよりさっさと就職して「平和」とかいうビジョンに向かう方が合理的かつ現実的なのではないか、といったことを自分軸やビジョンを踏まえながら相談をさせていただいた際に、メンターの方に「落ち着くのが嫌なんじゃないですか」と言われ、確かにこのまま資格というレールに淡々と乗っていくことに「面白さ」を感じていない自分がいることに気付かされたことがあります。たったの一言ですが、この一言に納得感があるのは、メンターの方が私の性格を熟知しているだけでなく、単純な比較考量(院進しなかった場合に後悔するかどうか等)をあえてせず、問題を抽象化し、自分自身が考えるキッカケを与えてくれるからだと思います。このように具体的なアドバイスではなく、少し視点をずらして一緒に考えていただけるので、多くの人にメンターワークアウトは有用だと思います。

エニーでは、共創パートナーとフラットにつながりを創ることができるのが特徴ですが、実際に参加してどのようなメリットを小川さんは感じますか?

ー 殻に閉じこもっていたが、様々な人に声をかけ自分をオープンにすることができた

実際にミートアップで知り合った方とご飯に行かせていただいたり、交流会で気兼ねなく共創パートナーの方々と話したりすることで刺激をいただけることが多いです。

エニーを共創する個人・法人パートナーに対するメッセージはありますか?

ー 分かりやすいものに目が行きがちで、バランスに偏りが生まれている

三省合意改正により25卒の代から取得した学生情報を広報活動や採用選考活動に活用することが可能になったことを受けて、学生は以前よりも企業との直接的な接点を求めています。しかし、それでも従来のインターンシップにおける学生と企業間の関係性は変わりません。一方、AnyではAny生と共創パートナーはフラットな繋がりのため、学生の生の声を聞きやすく、早期から長期的な関係性を築きやすいと思います。

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any生や次世代に関するさまざまな情報を発信していきます。
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