
第3弾(25.5~25.7)
国内シェアNo.1のドアビューアーを活用した新商品開発プロジェクト
30年で町工場の約50%が廃業に追い込まれる事態に
日本の「ものづくり」衰退を次世代のアイデアでストップ!
~町工場の特許技術を生かした広角レンズがどんな商品に生まれ変わる?~
さ・ら・に
取引先の町工場の危機も救う可能性を持った
新たな経済圏を創出するプロジェクト



プロジェクト概要
「ドアビューアー」に代表される光学レンズや防犯器具、建築金物の製造販売を手掛ける株式会社カープ様と共に、広角レンズ の持つ強み、商品特性を生かした新商品開発プロジェクトを発足。2024年6月の始動以降、これまで「アイデア創発プロジェクト」、「試作品開発プロジェクト」を終了。2025年5月より、後続プロジェクトである「販売戦略(市場調査編)プロジェクト」が発足することが決定。なお、当プロジェクトの成果いかんによって、後続の「ブランディング・マーケティングプロジェクト」が2025年8月より発足する。

第2弾プロジェクトまでの振返り
第1弾:アイデア創発

同社が取得する特許技術を含む強みを活用した新商品の企画・提案を行った。
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ゴール:新商品案を提案し、同社役員から承認を獲得する
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期間:2024年6月~同年10月
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プロジェクトチーム
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カープ様:役員様・職人・社員3~4名
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参画エニー生:2名
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PROJECT any運営:2名
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提案商品
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クリップレンズ
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万華鏡
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オンラインMTG用の広角外付けレンズ(パソコン用)など
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※実際に最終提案会で使用したプレゼン資料から抜粋
第2弾:試作品製作


第1弾プロジェクトで承認を得た新商品案の試作品開発を行った。
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ゴール:商品化に向けた試作品の納品と開発スキームの確認を行う
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期間:2024年11月~2025年3月
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プロジェクトチーム
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カープ様:役員様・職人・社員3~4名
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参画エニー生:4名
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PROJECT any運営:2名
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エニー生のアプローチ
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3Dプリンターを活用した試作品開発を実施。図面製作から実際のプリントまでをエニー生が開発を実施
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※実際の試作品完成形イメージ図(左図)と実際の試作品(右図)
第3弾「販売戦略プロジェクト」について
第1弾・第2弾プロジェクトの中で商品開発が進む新商品について、同社役員より与えられた売上目標達成のため の具体的な市場リサーチや販路開拓を行います。

工場を訪問し企業理解・商品理解を深める

新商品案の様々な活用方法を模索する

売上目標を達成する市場リサーチと販路開拓戦略を検討
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期間:2025年5月~同年7月末
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マイルストーン
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キックオフ:5月14日(水)10時~11時
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最終提案会:7月末、某日 ▶「販売可否」の決定
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プロジェクトチーム
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カープ様:役員様・職人・社員3~4名
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参画エニー生:2~4名
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PROJECT any運営:3名
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歓迎スキル
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アイデア創発力
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リサーチ力
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数値感覚
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※エントリー期限:5月7日(水)23時59分
PJ説明会
「国内シェアNo.1のドアビューアーを活用した新商品開発プロジェクト」に関するPJ参画を検討しているエニー生(社会人エニー生を含む)向けのオンライン説明会を開催します。
プロジェクトメンバーについて

山崎 愛莉
京都大学 農学部|エニー72期
■プロジェクトに参加した理由
『既存のものの価値を活かし、新たな価値として伝えていく』という経験ができることに魅力を感じたためです。 私は理系学部に所属していますが、昔から様々な方の価値観に触れることが好きで、そこからマーケティングに興味を持つようになりました。そして、来年からはマーケティング職として働く予定です。 カープさんは、1964年の創業以来、ドアビューアー一筋で国内シェアほぼ100%を占める伝統と実績のある企業です。このように、一つの製品の背景にある歴史や思いを尊重しながら、それをどう新しい価値へと繋げるのかを考えることに、大きなやりがいを感じています。
■プロジェクトを通して身につけたいこと
『既存の価値を理解し、未来へ繋げる力』を学びたいです。 ドアビューアーは「防犯のための覗きレンズ」という価値を持っていますが、形態や用途を少し変えるだけで、新しい価値を生み出す可能性があります。プロジェクトを通じて、この新しい価値を発見し、それを伝える方法を探求したいです。 そのためには、製品が持つ特徴を深く理解すると同時に、誰に届けたいのかを明確にし、様々なアイデアを生み出していく必要があります。プロジェクトに関わる全ての方々のアイデアを尊重し、議論を重ねながら可能性を広げていきたいと考えています。

床嶋 良亮
九州大学 工学部|エニー61期
■プロジェクトに参加した理由
ものづくりに携われるという点に非常に魅力を感じたためです。これでは少し抽象的すぎるため、具体的に記述させていただきます。 私は2002年に生まれました。その頃には既にたくさんのテクノロジーが誕生していました。私はそれをただ享受するだけで、その作り方を一つも知りません。私は何かを使用する時、その原理も、その成り立ちも知らないままそれを使用しています。これは非常に危険な状態だと考えております。 自分の足でものづくりの現場を経験することで、物の成り立ちやその原理を理解していく過程で、新たな気づきを得られたらなと考えております。
■プロジェクトを通して身につけたいこと
商品企画の中でものづくりやさん、商品開発屋さんがどのような気持ちでタスクを進めていくのかを、自分でそれを体験していくことで理解していけたらと考えております。言い方はあまり良くないかも知れませんが、プロジェクトが進む中でそれを管理する側とそうでない側で別れることとなり、その両方の気持ちを理解することは、今後の社会人人生において大変重要だと考えております。どちらか一方の気持ちが分かっただけでは、どちらも歩み寄れません。お互いが気持ちの良い形でプロジェクトが進んでいくことが、良いアウトプットを生む近道だと考えております。
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渡邉 弘将
中央大学 国際経営学部|エニー77期
■プロジェクトに参加した理由
株式会社カープ様という歴史ある企業の素晴らしい製品を活用し新たな試みにマーケティングという観点から関わる事ができる良い機会だと感じた為です。この経験を通し、自分自身のキャリアを考えるのと同時に、普段直接関わる事の少ない製品の裏側の様々な工程やそれに関わる方々の価値観などを学びたいと考えています。また、私自身物作りなどに対し憧れを持つものの自身が文系な事もあり、この企画を知るまでは自分がどの様に関わることが出来るか全く分からずにいました。この企画を知り、物作りとの接点を提供して頂ける他に自身の今まで行っていたマーケティング支援の経験を活用してカープさんの素晴らしい企画の力になれると感じた為参加しました。
■プロジェクトを通して身につけたいこと
様々な価値観やバックグラウンドを持つ人達と協働する能力を身に付けたいです。私は今までかなり同質性の高い人間の多い環境のみに所属してきたという点を課題と感じ、様々な異なる経験をしてきたメンバーと一緒にマーケティング支援をするという今回の企画を通しマーケティングの過程のみならず様々な方々の様々な価値観に触れることでそれらを吸収しより全体に対しても生じる成果物の最大化を可能にするような他者と協働する能力を身に付けたいと考えています。